シンクロモードついて(飛行機)

本機能は”同一舵”を制御する”複数のサーボ”の動作を完全同調させることが可能です。
同調することで1つの出力チャンネルで複数のサーボが”ケンカ”することなくスムースな動作が可能。
送信機の”バランス機能”と違いサーボ自体に値が記憶されるため、同調は別の送信機に置き換えた時でも有効となります。

以下の手順に沿って作業を行ってください。

【例】飛行機のエルロン舵で片側に2個のサーボを搭載する機体の場合(XBUS接続想定)

【 準 備 】

■ サーボをニュートラル位置(Position:1500)にしサーボホーンが舵のニュートラルに一番近いセレーションに合わせる。※送信機のサブトリム及びXBUS設定でのニュートラル補正はしない。

■ ニュートラル時の各サーボのアームはできるだけヒンジラインに平行にする。

■ 各舵面側のアーム高さを合わせる

■ リンケージ、サーボのギヤなどにガタがないように確認する。(ガタが多いとうまく同調ができない)

■ アクロ機など舵角が必要な場合はXBUSプログラマの”ANGLE (アングル)”で動作角を「150°」にする。

■ 親となるサーボ(メイン)にIDを設定し、サブとなるサーボには仮IDとして”48-1””49-1””50-1”の何れかのIDを設定する。 ※同調完了後に同調基準サーボのIDとサブIDが自動的に割当られます。

サブサーボに設定する仮IDシンクロ後に割り当てられるサブID
50-1メインサーボのID -02
49-1メインサーボのID -03
48-1メインサーボのID -04

【 XBUSサーボプログラマの操作 】

【 1 】2個のサーボをYハーネスまたはハブを使い本製品に接続する。
※バッテリーは必ず十分に充電された物をご使用ください。

【 2 】XBUSプログラマの指定IDをメインサーボの”02-1”に設定。
(サブID”50-1”には信号がいかないので脱力状態)

【3】ダイヤルを回し”SyhncroMode”を呼び出し「Rキー」を押すと【Hit R-SW toStart】が表示され、もう一度「R」キーを押せばシンクロシーケンスが開始されます。

▶︎ Max Angle High

エルロン舵を”手動”で片側のフル舵角まで舵を切り「R」キーを押します。

▶︎ Max Angle Low

エルロン舵を”手動”で逆側のフル舵角まで舵を切り「R」キーを押します。

自動的に舵がニュートラルに戻り、あとは自動で上下のフル舵角間を約1度ずつ同調作業が行われます。

UP側 ▶ DN側の同調作業後に舵がニュートラルに戻り【Finish】が表示されれば作業完了です。(所要時間:約10分)

★ シンクロ後はPWM接続でもサーボの同調は有効です。

【Error】の表示または異常動作が見られた場合は直ちに作業を中断し
パラメーターをリセットして最初からやり直してください。
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